TOPしつけ・お世話パグのしつけ方法|頑固な性格に合わせた基本の進め方とコツ

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パグのしつけ方法|頑固な性格に合わせた基本の進め方とコツ

おすわりをして飼い主を見上げる、しつけ中の様子のパグ

パグのしつけは、頑固な性格に合わせて進め方を工夫すれば、着実に応えてくれます。大きな声で叱るのではなく、根気強く褒めて伸ばすことが基本です。本記事では、始める時期の目安や基本の考え方、おすわり・まて・ふせの教え方までわかりやすく解説します。

パグのしつけで大切な基本の考え方

パグのしつけで大切な、褒めて伸ばすことと家族で方針をそろえることを示した図解

パグのしつけで大切なのは、大きな声で叱らず、褒めて伸ばすことです。パグは陽気に見えて繊細な一面があり、強い叱り方をすると萎縮してしまうことがあります。うまくできた瞬間にその場でしっかり褒め、できたことを言葉と態度で伝えるしつけを続けると、少しずつ応えてくれるようになるでしょう。

家族の中でしつけの方針をそろえておくことも欠かせません。指示の出し方や対応が人によって変わると、パグが混乱してしまい、しつけが定着しにくくなります。

ごはん前に真剣な表情を見せるように、パグは感情がそのまま顔に出やすい犬種です。叱る場面を減らし、褒められてうれしそうな顔をたくさん見られるしつけを心がけたいものです。

黒パグ
僕も嬉しいと顔にすぐ出ちゃうんだ

パグが頑固に見える理由としつけとの向き合い方

頑固に見えるマイペースな性格をあらわす、落ち着いた様子のパグのイラスト

パグが頑固に見えるのは、わがままというよりも、マイペースで芯のある性格の表れです。状況を自分なりに判断しようとする、知能の高さの裏返しともいえるでしょう。パグの性格についてくわしくは、パグの性格の記事でも解説しています。

黒パグ
頑固に見えても実は真剣に考えてるだけなんだ

こうした性格を踏まえると、しつけには根気が必要だとわかります。すぐに結果を求めず、焦らず向き合う姿勢が、パグとの信頼関係づくりにつながります。

頑固さは成長とともに落ち着いていく個体も多いといわれているため、子犬期のうちから気長に付き合っていく気持ちで臨むとよいでしょう。

パグのしつけを始める時期と最初のステップ

パグのしつけを始める時期と最初のステップ(社会化期から始める→簡単な動作から教える)を示した図解

パグのしつけを始める時期の目安は、子犬が新しい家族のもとへ迎えられた直後です。生後2〜3カ月ごろの社会化期は、新しい環境や人、音に慣れやすい時期とされ、この時期からしつけを始めると、その後の学習もスムーズに進みやすくなります。

最初のステップとしては、名前を呼んだら振り向く、飼い主のそばに落ち着いて座るといった、ごく簡単なことから始めるのがおすすめです。焦って多くのことを一度に教えようとせず、一つずつ着実にクリアしていく進め方が、パグのペースに合っています。

黒パグ
僕は名前を呼ばれると思わず振り向いちゃうんだ

基本の姿勢が身につけば、この後に紹介するおすわり・まて・ふせといったコマンドも覚えやすくなるでしょう。

「おすわり」「まて」「ふせ」の教え方

「おすわり」「まて」「ふせ」の教え方3ステップを示した図解

ここでは、パグに教えたい基本のコマンドのうち、「おすわり」「まて」「ふせ」の教え方を紹介します。どれもごほうびを使うと、覚えるスピードが早まりやすくなります。

おすわりの教え方

おやつを鼻先に近づけ、頭の上を通るようにゆっくり動かすと、パグは自然とお尻を床につけます。その瞬間に「おすわり」と声をかけ、すぐにおやつと褒め言葉を与えましょう。練習のときは、次の点を意識してみましょう。

  • タイミング:お尻が床についた瞬間に声をかける
  • 頻度:1回5分程度を目安に、1日数回に分けて行う
  • うまくいかないとき:無理に押さえつけず、おやつの位置を調整する

これを繰り返すことで、「おすわり」の合図とお尻をつける動作が少しずつ結びついていきます。

まての教え方

おすわりができるようになったら、「まて」を教えます。おすわりの姿勢から手のひらを見せて「まて」と声をかけ、数秒待てたらすぐに褒めましょう。慣れてきたら、次のように少しずつ難易度を上げていくのがおすすめです。

  • 待てる時間を1秒、3秒、5秒と少しずつ伸ばす
  • 声をかけたあと、飼い主が少し離れてみる
  • できなかった場合は叱らず、できていた時点まで戻ってやり直す

焦らず段階を踏むことで、パグも「まて」の意味を少しずつ理解していきます。

ふせの教え方

「まて」に慣れてきたら、「ふせ」に挑戦してみましょう。おすわりの姿勢から、おやつを床に近づけるようにゆっくり下げると、パグは自然と前足を伸ばして体を低くします。

その姿勢になった瞬間に「ふせ」と声をかけ、すぐに褒めてあげましょう。練習の際は、次の点を意識してみましょう。

  • 体を無理に押さえて伏せさせない
  • 低い声よりも、明るい声で誘導する
  • できたらすぐに、たっぷり褒める

「ふせ」は「おすわり」「まて」よりも難易度が上がるため、うまくいかない日があっても焦らず、気長に取り組みましょう。

しつけの土台ができると、パグとの毎日はもっと楽しくなる

しつけの土台ができて落ち着いて過ごせるようになった様子のパグのイラスト

しつけの土台ができると、パグとの毎日は驚くほど過ごしやすくなります。呼びかけに応えてくれる瞬間が増え、お散歩中も落ち着いて隣を歩いてくれるようになれば、お出かけそのものがもっと楽しみになるでしょう。

おすわり・まて・ふせが身につけば、来客時や動物病院の待合室など、落ち着きが必要な場面でも安心して過ごせます。しつけを重ねるうちに、パグ自身も褒められることへの理解を深め、飼い主とのやり取りをより楽しむようになっていくはずです。

パグの噛み癖パグのトイレしつけパグの吠え癖など、個別の困りごとへの向き合い方は、それぞれの関連記事で詳しく紹介しています。まずは本記事で紹介した基本を、日々のふれ合いの中で少しずつ試してみましょう。

まとめ

パグのしつけは、大きな声で叱らず褒めて伸ばすことと、家族でルールを統一することが基本です。子犬を迎えたら早い時期から、簡単なことから少しずつ始めると、スムーズに進みやすくなります。頑固に見える性格も、マイペースな個性として受け止め、根気強く向き合うことで、パグとの信頼関係は着実に深まっていくでしょう。

おすわり・まて・ふせができるようになれば、日々の暮らしもより一段と穏やかになります。子犬のうちから少しずつ取り組んでおくと、成犬になってからの毎日もより過ごしやすくなるはずです。