TOPお手入れ・グッズパグの抜け毛対策とブラシの選び方|毎日のケア手順を解説

お手入れ・グッズ

パグの抜け毛対策とブラシの選び方|毎日のケア手順を解説

ブラッシングされて気持ちよさそうな表情をしているパグの全身イラスト

パグは抜け毛が多い犬種のため、毎日のブラッシングが対策の基本です。本記事では、抜け毛が多い理由、ブラシの選び方と使い分け、しわの間のケア、季節による変化までを、日々のケア手順としてわかりやすく紹介します。

パグの抜け毛が多い理由

パグの抜け毛が多い理由(ダブルコート構造)を示した図解

パグの抜け毛が多いのは、ダブルコートと呼ばれる被毛の構造が理由です。短い毛の中に、保温性のある下毛(アンダーコート)と、表面を覆う上毛(オーバーコート)の2種類が密に生えているため、抜け落ちる毛の量も多くなります。

換毛期だけでなく、通年を通して一定量の抜け毛があることも、パグの被毛の特徴です。皮膚の健康を保つためにも、ブラッシングは日々の習慣として取り入れておくとよいでしょう。

ソファやカーペットに抜け毛がつきやすいのも、この被毛構造が理由の一つです。こまめなブラッシングは、被毛のケアだけでなく、部屋の掃除の負担を減らすことにもつながります。粘着クリーナーや掃除機を併用すると、床や布製品についた抜け毛もすっきり片付けやすくなるでしょう。

黒パグ
僕の毛、ソファの隙間によく入り込んじゃうんだ

抜け毛対策の基本|毎日のブラッシング

飼い主がパグを毎日優しくブラッシングしている様子を描いたイラスト

パグの抜け毛対策は、可能であれば毎日ブラッシングを行うことが基本です。抜け落ちかけている毛を先に取り除いておくと、部屋に舞う抜け毛の量を減らしやすくなります。

ブラッシングの際は、力を入れすぎず、マッサージするように優しく撫でるイメージで行いましょう。強くこすりすぎると皮膚に負担がかかるため、毛の流れに沿って軽い力で行うことを意識してください。

時間帯を決めておくと、習慣化しやすくなります。散歩から帰ったあとや、くつろいでいるタイミングに合わせると、パグ自身もリラックスした状態でブラッシングを受け入れやすくなるでしょう。

ブラシの選び方|ラバーブラシと獣毛ブラシ

ブラシの選び方3種(ラバーブラシ・獣毛ブラシ・スリッカーブラシ)の特徴を示した図解

パグのブラッシングには、ラバーブラシと獣毛ブラシの2種類を使い分けるとよいでしょう。まずラバーブラシで抜け毛や死毛を浮かせて取り除き、そのあとに獣毛ブラシで毛並みを整える、という2段階の手順がおすすめです。それぞれのブラシには、次のような特徴があります。

ラバーブラシの特徴

ラバーブラシは、ゴムやシリコンなど柔らかい素材でできており、皮膚への負担や刺激が少ないことが特徴です。ブラッシングを嫌がりやすい子や、力加減に不安がある場合の最初の一本に向いています

シャンプー中に使えるタイプもあり、マッサージ効果も期待できます。使い終わったあとは、絡まった毛を取り除いて水洗いしておくと、次に使うときも衛生的に扱えます。

獣毛ブラシの特徴

獣毛ブラシは、天然の毛を束ねたブラシで、表面についた抜け毛を優しく取り除きながら、毛並みにつやを出せることが特徴です。マッサージするような感覚で使えるため、ラバーブラシで浮かせた抜け毛の仕上げ用として使うと、パグも心地よく感じやすいでしょう。

黒パグ
僕もブラシでとかしてもらうとうっとりしちゃうんだ

毛束がへたってきたら、ブラッシングの効果も落ちてくるため、様子を見ながら買い替えを検討するとよいでしょう。

スリッカーブラシの特徴

スリッカーブラシは、くの字型の細いピンが密集した構造で、毛の絡まりやもつれをほぐしやすいことが特徴です。ピンの先端が細く鋭いため、力を入れすぎると皮膚を傷つけることがあり、もつれが気になる部分だけに軽く使うのがポイントです。

毎日のブラッシングというよりも、もつれが気になったときに部分的に取り入れる使い方が向いています。

道具を使い分けることで、抜け毛を取り除く工程と毛並みを整える工程を分けられるため、仕上がりに差が出やすくなります。ブラシは定期的にお手入れし、絡まった毛を取り除いておくと、清潔な状態で長く使い続けられるでしょう。

しわの間のケアと合わせて行う

ブラッシングとしわのケアを一連の流れで行う手順を示した図解

パグは顔にしわが多い犬種のため、ブラッシングとあわせてしわの間の汚れも確認しておくと安心です。ブラッシングは被毛全体のケア、しわの間の拭き取りは皮膚のケアという役割の違いがあります。

しわの間の具体的な掃除手順は、パグのしわの手入れ方法の記事で詳しく紹介しています。ブラッシングの流れの中で、しわの部分だけ指で軽く伸ばしながら確認する習慣をつけておくと、抜けもれなくケアできるでしょう。

被毛のブラッシングとしわのケアをセットにしておくと、どちらか一方を忘れてしまうことも少なくなります。一連の流れとして組み込んでおくことで、日々のケアが無理なく続けやすくなるでしょう。月1〜2回のパグの爪切りも同じタイミングで確認しておくと、ケアの抜けもれを防ぎやすくなります。

季節による抜け毛の変化

換毛期と換毛期以外での抜け毛の違いとブラッシングの心がけを示した比較図解

パグの抜け毛は、春と秋の換毛期にとくに増える傾向があります。この時期は、普段より少し丁寧にブラッシングの時間を取ると、抜け毛の飛散を抑えやすくなります。

黒パグ
僕も春と秋は毛がごっそり抜けちゃうんだ

換毛期以外の時期も、ダブルコートの構造上、一定量の抜け毛は続きます。季節にかかわらずブラッシングを習慣化しておくことで、換毛期に慌てて対策を始めずに済むでしょう。

エアコンを使う時期は空気が乾燥しやすく、被毛のパサつきが気になることもあります。室内の湿度にも目を向けながらケアを続けると、一年を通して被毛の状態を保ちやすくなるでしょう。

まとめ

パグの抜け毛対策は、毎日のブラッシングを基本に、ラバーブラシで抜け毛を浮かせてから獣毛ブラシで整えるという2段階のケアが効果的です。春と秋の換毛期はとくに丁寧に行うと、抜け毛の飛散を抑えやすくなります。

ブラッシングの時間帯を決めて習慣化すると、パグ自身もリラックスして受け入れやすくなるでしょう。パグのしわの手入れ方法とあわせて日々のケアに取り入れると、被毛と皮膚の両方を清潔に保ちやすくなります。

パグのお手入れ方法の基本もあわせて確認してみてください。