TOP基本情報パグとペキニーズの違いは?見た目・性格・ルーツを比べて紹介

基本情報

パグとペキニーズの違いは?見た目・性格・ルーツを比べて紹介

パグと長毛のペキニーズが並んで座っている様子

パグとペキニーズは、どちらも中国生まれで顔立ちが似ているため、ペキニーズとパグの違いが分かりにくいと感じる人も多いでしょう。本記事では見た目・性格・ルーツの3つの観点から、両犬種の違いを分かりやすく比較します。

パグとペキニーズの見た目の違い

パグとペキニーズの被毛・体型・耳の違いを並べて比べた対比表です。

パグとペキニーズは顔立ちが似ている一方、被毛や体型にはいくつかの違いがあります。

被毛の違い

パグとペキニーズの見た目でもっとも分かりやすい違いは被毛の長さです。パグは短毛でつやのある滑らかな被毛を持ち、日々のお手入れの手間も比較的少なめといえます。

黒パグ
僕も毛づくろいが楽で助かってるんだ

一方でペキニーズは長く豊かな被毛を持ち、床につくほど伸びる個体も見られます。被毛の長さこそ、パグとペキニーズを見分ける最大のポイントといえるでしょう。

体型の違い

体型にも違いが見られます。パグは筋肉質でがっしりとした、コロンと丸みのある体つきが特徴です。横から見たシルエットを比べると、パグは全体に丸みを帯びた印象を受けやすいでしょう。

ペキニーズは胴長でどっしりとした体型を持ち、足が短めに見える個体も少なくありません。歩き方にも体型の違いが表れ、パグは軽やかに、ペキニーズはゆったりとした足取りで歩く傾向があります。

顔まわりの違い

顔まわりの違いにも注目してみましょう。パグは垂れ耳としわの多い顔立ちが特徴で、しわの奥にのぞく表情の豊かさが魅力の一つです。

ペキニーズも鼻ぺちゃな顔立ちをしています。耳は長い被毛に覆われたハート形に近い形をしており、パグの垂れ耳とは印象が異なります。しわの深さと耳の形を見比べると、写真からでも両犬種を判断しやすくなります

性格の違い:人懐こいパグとマイペースなペキニーズ

飼い主の膝にあごをのせて甘えるパグの様子で、人懐こい性格を表しています。

見た目だけでなく、性格の傾向にも違いがあるといわれています。

パグ=人のそばが大好きな甘えん坊

パグは人懐こく、飼い主のそばにいることを好む甘えん坊な性格の持ち主が多いといわれています。誰に対しても愛想がよく、家族以外の人にも人懐っこく接する傾向があります。初対面の人にも尻尾を振って近づいていく姿は、パグらしい人懐こさの表れといえるでしょう。

黒パグ
人懐こいって言われるとちょっと照れくさいんだ

遊び好きで陽気な一面も持ち合わせ、一緒に過ごす時間そのものを楽しんでいるような表情を見せてくれます。

ペキニーズ=猫のようと言われる独立派

一方のペキニーズは「猫のよう」と表現されることがあるほど、独立心の強い性格の傾向が知られています。飼い主への愛情は深いものの、べったりと甘えるよりマイペースに過ごす時間を大切にする一面があるようです。

誇り高く堂々とした振る舞いも、ペキニーズらしさの一つといえるでしょう。留守番中もひとりの時間を落ち着いて過ごせる面があるようです。

暮らし方で選ぶときの目安

暮らし方を考えるうえでは、性格の傾向も選ぶときの目安になります。常にそばにいてくれる相棒を求めるならパグ、お互いの距離感を大切にしたいならペキニーズが合いやすいと考えられます。

もちろん個体差も大きいため、傾向として参考にする程度にとどめておくとよいでしょう。パグの性格についてはパグの性格でも詳しく紹介しています。

どちらも中国原産:ルーツでたどる二つの系統

中国の宮廷から二つの系統に分かれてパグとペキニーズが生まれた流れを示す図です。

パグとペキニーズには、もう一つ意外な共通点があります。どちらも中国原産で、古くから宮廷愛玩犬として大切に育てられてきた歴史を持つ点です。パグの原産と歴史についてはパグの歴史・由来でも紹介しています。

長い歴史の中で、両犬種は異なる方向へと発展してきました。パグは丸みのある小柄な体つきを保ちながら受け継がれてきました。一方でペキニーズは獅子に似せて作られた犬と伝えられ、たてがみのような豊かな被毛と堂々とした佇まいが重視されてきたといわれています。

同じ宮廷から始まりながら異なる系統へ分かれていった歩みこそ、二つの犬種を見比べる面白さといえるでしょう。

共通するケアの考え方:短頭種との暮らし方

パグとペキニーズに共通する暮らしの工夫を3つにまとめたチェックリストです。

パグとペキニーズは、どちらも短頭種としての共通点を持つ犬種です。日々のケアで意識したいポイントも似通っています。

暑い季節の過ごし方

どちらの犬種も、短頭種特有の理由から暑さに弱い傾向があります。呼吸による体温調節が苦手なため、夏場はエアコンで室温をしっかり整えた部屋で過ごさせることが基本です。

黒パグ
僕は夏はエアコンの効いた部屋で丸くなってるよ

散歩の時間も気温の下がる早朝や夕方以降に切り替えると、体への負担をやわらげられるでしょう。留守番のときも冷房を入れたままにしておくと安心です。

顔まわりと被毛のお手入れ

顔のしわの間は汚れがたまりやすく、パグもペキニーズも定期的な拭き取りが欠かせません。ペキニーズは被毛が長いぶん、もつれを防ぐブラッシングもあわせて習慣にしたいところです。

しわ拭きとブラッシングをセットで行うと、清潔な状態を保ちやすくなります。拭き取りのあと、気持ちよさそうに目を細める姿を見られるのも、日々のお世話の楽しみといえるでしょう。

パグとペキニーズのミックス「ペキパグ」とは

パグとペキニーズのミックスであるペキパグが受け継ぐ特徴のパターンを示した図です。

パグとペキニーズを調べると、両犬種のミックス犬「ペキパグ」に関する情報が目に入ることもあるでしょう。ペキパグは、パグとペキニーズそれぞれの特徴を受け継ぐミックス犬で、見た目や性格の出方には個体ごとに幅があります。

パグ寄りの丸い体つきになる子もいれば、ペキニーズ譲りの長めの被毛を持つ子もいるなど、どちらに似るかは成長してみないと分からない楽しみもあります。ミックス犬ならではの特徴の幅については、ミックス犬の特徴でも紹介しています。

それぞれの魅力を受け継ぐ個性こそ、ミックス犬と暮らす醍醐味といえるでしょう。

まとめ

パグとペキニーズの違いは、被毛の長さ・体型・性格の傾向、そして中国から分かれた二つの系統というルーツの3点に整理できます。どちらも短頭種として、暑さ対策やしわのケアなど共通する暮らし方の工夫があることも押さえておきたいポイントです。

見た目の印象は異なっても、宮廷で愛されてきた歴史を持つ点は共通しているところも興味深いポイントです。パグと似た小型犬との違いは、パグとチワワの違いパグとフレンチブルドッグの違いでもあわせて紹介しています。