パグの子犬の値段相場は、ブリーダー直販・ペットショップともにおおむね数十万円台です。本記事では、価格が変わる4つの要因や、代金以外にかかる初期費用の内訳をわかりやすく紹介します。迎える前の資金計画の参考になるはずです。

パグの子犬の値段相場は、ブリーダー直販で16万円前後、ペットショップで22万円前後が目安です(※2026年7月時点、複数の子犬販売サイトの掲載価格を参考にした目安)。実際の販売価格は9万円台から35万円程度まで幅があり、同じパグでも個体によって金額は大きく異なります。
ブリーダー直販は仲介コストがかかりにくいぶん、ペットショップよりも価格が抑えられる傾向があるといわれています。一方でペットショップは、実際に子犬と触れ合ってから決められる手軽さが魅力です。

価格だけでなく、購入先ごとの特徴も踏まえて検討するとよいでしょう。それぞれの入手方法の違いは、パグのブリーダーとペットショップの違いの記事でも詳しく紹介しています。

パグの子犬の価格は、毛色・血統・月齢・販売時期という4つの要因によって変わります(※2026年7月時点、複数の子犬販売サイトの掲載傾向を参考にした目安)。それぞれの要因を具体的に見ていきましょう。
パグの毛色は、フォーン(淡い茶色)が最も流通量の多い定番の毛色です。ブラックやシルバーなど流通量の少ない毛色は、同じ条件でもフォーンより高値になりやすい傾向があります。

毛色は好みの問題でもあるため、価格の高さだけで良し悪しを判断しない姿勢も大切です。とくにフォーンは選択肢も豊富なため、性格や体型を含めて比較検討しやすいでしょう。
血統は、両親犬がドッグショーの受賞歴を持つ場合や、血統書に記載された系統が明確な場合に、価格が上がりやすい要因です。血統を重視するかどうかは、将来的に繁殖やドッグショーへの参加を考えているかによっても変わってきます。純粋にペットとして迎える場合は、血統の希少性よりも性格や健康状態を優先して検討する飼い主も多いようです。
月齢は、生後2〜3ヶ月ごろの子犬が最も需要が高く、成長した個体は価格が下がる傾向にあります。月齢が上がった子犬は、人に慣れる時間がすでに確保されている場合もあり、価格だけでなく性格の見えやすさという点でメリットもあります。子犬の時期にこだわらないのであれば、月齢が上がった個体も選択肢に入れてみるとよいでしょう。
販売時期についても、繁殖数が少ない時期は相場が上がりやすいといわれています。特定の時期にこだわらず、複数の時期で価格を比較してみると、無理のない予算で検討しやすくなるでしょう。
時間に余裕がある場合は、焦らず希望に合う時期を待つという選択肢もあります。問い合わせのタイミングによっては、同じブリーダーでも提示価格が変わることがある点も覚えておきましょう。

パグを迎える際は、子犬の代金以外にも初期費用がかかります。主な内訳は、次のとおりです。
これらを合計すると、子犬の代金にプラスして5万円〜10万円前後の初期費用を見込んでおくと安心です。将来的に去勢・避妊手術を検討する場合は、2万円〜5万円程度が別途かかることもあります。

必要なグッズの具体的な内訳は、パグを迎える前の必要なもの準備リストの記事でチェックリスト形式にまとめています。

パグの子犬選びは、価格の安さだけを基準にしないことが大切です。相場より極端に安い個体は、飼育環境や健康管理にかけられるコストが十分でない可能性も考えられます。信頼できるブリーダーの選び方を踏まえて相手を見極めることも、後悔の少ない選択につながります。
逆に、価格が高いからといって、自分の家庭に合う性格の子犬とは限りません。大切なのは、価格情報を参考にしつつ、実際に子犬や飼育環境を見て、血統書の有無や親犬の様子まで確認することです。
健康な子犬の見分け方は、パグの子犬の選び方の記事で詳しく紹介しています。価格という一つの物差しだけでなく、複数の視点から判断すると、後悔の少ないお迎えにつながるでしょう。
費用を抑えてお迎えしたい場合は、パグの里親・保護犬という選択肢を検討してみるのも一つの方法です。里親制度を通じてパグと出会えるケースもあるため、選択肢の一つとして知っておくと安心です。

パグの値段相場を比較するときは、価格の数字だけでなく、次の3つのポイントも確認すると失敗が少なくなります。
とくに価格の内訳は見落としやすいポイントです。ワクチン接種済みかどうかで数万円単位の差が出ることもあるため、表示価格だけで単純比較しないことが大切です。
複数の販売サイトを横断して確認すると、パグ全体の値段相場の感覚がつかみやすくなります。問い合わせの際に価格の根拠を丁寧に説明してくれるかどうかも、信頼できる購入先を見極める手がかりになるでしょう。
焦って1件だけで決めてしまうと、あとから「他のところではもっと安かった」と感じる場合もあります。時間に余裕を持って比較検討する時間を確保しておくと、納得のいく選択がしやすくなるでしょう。
パグと他犬種のミックス(柴犬×パグ、シーズー×パグなど)の子犬は、通常のパグとは別に流通しており、値段相場も掛け合わせの人気度や流通量によって変わります。組み合わせが珍しいほど価格が上がりやすい傾向があり、同じ「パグミックス」でも幅が出やすい点は覚えておきたいところです。
具体的な特徴や性格の傾向は、パグ×柴犬のミックス犬やパグ×シーズーのミックス犬の記事で詳しく紹介しています。パグ×ミニチュアダックスフンドのミックス犬「パグダックス」とパグ×ポメラニアンのミックス犬「ポメパグ」、パグ×チワワのミックス犬「チワパグ」には、それぞれの値段相場をまとめた見出しもあります。
パグ×トイプードルのミックス犬「パグドル」とパグ×ビーグルのミックス犬「パグル」にも、値段相場の見出しを設けています。パグルの記事では、両親で目安が2倍近く違う運動量の考え方もあわせて紹介しています。
迎えたい組み合わせがすでに決まっている場合は、そちらもあわせてチェックしてみましょう。
パグの子犬の値段相場は、ブリーダー直販で16万円前後、ペットショップで22万円前後が目安です。毛色・血統・月齢・販売時期によって価格には幅があり、子犬の代金以外にも登録やワクチン、初期グッズなどで5万円〜10万円前後の費用がかかります。価格の高低だけで判断せず、飼育環境や親犬の様子まで確認したうえで検討すると、家庭に合った子犬と出会いやすくなるでしょう。パグは初心者でも飼いやすいのかという視点も踏まえながら、資金計画とあわせてお迎えの準備を進めてみてください。