パグのしわの手入れは、しめらせたコットンで拭き取り、乾いた布で仕上げるのが基本です。しわの汚れはパグ臭とよばれる臭いの原因にもなるため、部位別の拭き方のコツから、しわ以外の臭い対策まであわせて紹介します。

パグのしわに汚れがたまりやすいのは、しわとしわが重なり合った構造をしているためです。汗や皮脂、涙、食べかすがしわの奥にとどまりやすく、通気性も悪いため蒸れやすい環境になります。
たまった汚れの中で雑菌が増えると独特の臭いが発生しやすくなり、これがパグ臭の主な原因と考えられています。しわのお手入れは、見た目を整える効果に加えて、臭いを防ぐケアにもなるといえるでしょう。

しわ掃除の基本は、しめらせたコットンで汚れを拭き取り、乾いた布で仕上げるという流れです。頻度の目安は、理想をいえば毎日、忙しい場合は食後や散歩のあとなど、汚れが気になったタイミングで週に数回です。
特に蒸れやすい夏場は、こまめに様子を確認するとよいでしょう。準備するものと手順は、次のとおりです。
こすらずに1方向へ拭くことを意識すると、皮膚への刺激を抑えながら汚れを落としやすくなります。しわを拭いてもらっているパグが、うっとりとした表情を見せてくれることもあるでしょう。拭いたあとに水分が残っていると汚れがたまりやすくなるため、乾かす工程まで丁寧に行うことが大切です。湿度が高い梅雨の時期に拭く回数を増やす目安は、パグの梅雨対策で紹介しています。


しわの拭き方は、部位によって少しコツを変えると汚れを落としやすくなります。目・鼻・口まわりのポイントは、次のとおりです。
目のまわりは涙で常に湿りやすいため、涙やけを防ぐには目頭から目尻へ向かって、目に入らない方向へそっと拭くのがポイントです。鼻すじはしわが最も深く重なる部分で、拭き残しが臭いに直結しやすいため、指でしわを軽く開きながら奥まで届かせるように拭くとよいでしょう。口のまわりはよだれが乾いて固まりやすく、放置すると口角が荒れることもあるため、食後はとくに忘れず確認する習慣をつけましょう。


パグ臭を防ぐには、しわの掃除に加えて、耳や口まわり、食事にも目を向けることが効果的です。気をつけたいポイントは、次のとおりです。
とくに脂肪分の多い食事は皮脂の分泌を促し、においが強くなりやすい傾向があるため、普段のフードやおやつの内容を見直すことも臭い対策の近道になります。耳のお手入れや歯みがきの具体的な手順は、パグのお手入れ方法をまとめた記事でも紹介しています。

しわのお手入れを続けるなかで、赤みやただれのような様子が続く場合は、皮膚トラブルのサインである可能性があります。毎日しわを拭いていると、いつもと違う臭いや肌の色の変化にも気づきやすくなるでしょう。

気になる様子が続くときは、自己判断でケアを続けず、早めに動物病院に相談すると安心です。日々のお手入れで様子の変化に気づけるよう、しわの状態をこまめにチェックする習慣をつけておくとよいでしょう。
パグのしわの手入れは、しめらせたコットンで拭き取り、乾いた布で仕上げるという基本の手順を、頻度を守って続けることが大切です。しわの汚れはパグ臭とよばれる臭いの主な原因になるため、目・鼻・口まわりを意識した拭き方が欠かせません。
耳のケアや食事の見直しも取り入れると、臭いの対策にもつながります。赤みやただれが続くときは、早めに動物病院に相談しましょう。
毎日のしわ拭きを習慣にすることで、パグとのスキンシップの時間が増え、暮らしはより心地よいものになっていくはずです。